拍手ありがとうございます。
1号から10号まで全員を並べて撮ってみました。
本当にただ並べて撮っただけなのでひとりひとりちゃんと撮れてやれていませんが、2009年から作り始めやっと10体。
2008年12月の終わりに粧順先生の人形教室を知り、なんだかんだで自転車で30分もかからないところを迷子になりながら見学に行きました。
先生に習おうと決めた日、母と先生の旦那さんが知り合いだということが分かり
、また通いだして数ヵ月後、教室で先生の作った古い人形が修理に戻ってきていました。先生の古い作品を見ることができてとても嬉しかったのを覚えています。 その数週間後、家である画家さんが描いた絵葉書ほどの作品を、額からちょっと取り出して見たことがありました。 裏からその画家さんが取り忘れたのであろう別の絵葉書が出てきました。 教室で見たあの古い人形を描いた水彩画のDMでした。
鳥肌でした。 何か世間は狭いなーだけではないご縁を感じましたね。
話がそれました。
1から10まで並べて頑張った!では終われません。 反省会です。
鼻が一番低いのは1号。 鼻の穴の形には注意してきたつもりでしたが、どれもたいしたことない。
胡粉やヤスリ加減が原因かと言い訳みたいに思った。
手足の造形は、だんだんと良くなっているのがわかる。嬉しい。
足首までの流れはどれも理想に近いように思うが、手首の流れはもっとうまくやれることがあるはず。
足の裏から見て、指の流れがいいと思ったのは7号。
甲から見ると筋がわかる5号10号はマシだが、どれもよくない。付け根、指の動き、表現もっと追求できるはず。
爪や指の関節は、大きな人形たちは作りこめている方。
腕も1号の棒のような形からだんだんと良くなっていると思う。もっと柔らかさや強弱は出せるはず。
全体の造形が酷いのは3号。 3体同時進行で造形より関節の仕組みに意識がいっていたんだと思う。
写真になると映えていたのは、7号だった。口角がすねていないからかな。
表情が面白いのは6号。
髪貼りが酷いのは3号。
合繊の短髪を貼る技術がない。
髪の量が多く貼ってあるのは1号。少ないのは4号。
つむじがよいと思うのは7号、10号。ともに人毛。
胡粉彩色がいいと思うのは9号。
乳首・へその造形は全部下手。 胴体分割、膝の二重関節、どれもよくない。
基礎の造形がなってないので無理矢理でしかなく、このままの造形力ならやる必要はない。関節に魅せるものがない。
8号9号は気持ち手が大きくなってしまっている。
耳の造形がいいのは8号。
・・・つらつら書いてみました。どうなんだろう、自分の感性もあまり参考になりません。 まだやってないことも使ってみたいものもあります。
もっと余裕をもってじっくり作り込むことを忘れずにいろいろやりたい、頑張りたいです。