18号の制作過程記録をまったく撮っていませんでした・・・
▲gw 終わりから制作
猫です。家で猫を飼っていたのは赤ちゃんのころ、思い出がありません。でも好きです、そんな自分が作るので猫飼いさんにはなんか違う?と思われるかもしれません・・・
よし作ろう となったけれども、さっぱりわからないところが多くて先生宅の猫さんと触れ合いながら作りました。
耳なんてよく動くからどう造形してよいものかと・・・大変勉強になりました。
▲仮組み 7月
この猫を作ることにしたのは、Trinite トリニテ というピアノ・バイオリン・クラリネット・パーカッションの4人ユニットの音楽を聴いたからです。
Triniteの音楽は 凄い です。
衝撃的に美しく、今にも張り裂けそうな世界がそこに露われます。
▲サイトで全曲視聴可能です。
トリニテ TriniteJapanTour2016『神々の骨』
あるご縁で知り合い、地元でのライブ終わり余韻に浸りながら作編曲家 ピアニストの shezoo シズ さんから作曲するときのお話など色々お聞きしたなかに、apotosis(自ら死ぬ細胞)の話。
「神々の骨」に収録されている Apotosis が1番好きです、視聴してくださるのならこの曲の対である Telomere も是非。
不思議な笑い顔の猫が月を喰らっている様が浮かびました。(本当に浮かんだ猫は言葉にし難いもので、なかなかの残酷さでしたが。けれど悔いなく笑っているような。)
▲塗装 おなかに秘密が
そんな着想を与えられ制作しました。
おひげ pic.twitter.com/XmdlojVKBh
— ヒデリ (@hiderixox) 2017年8月4日
▲twitter動画
硝子玉自体が黄色いものを使っています。追視するように作りました。
▲にくきゅう 受けに和紙
足袋猫さんです。爪も少しだけ、金色です。
作っていて知りましたが、鼻の周りが黒い子は黒い鼻でヒゲも黒が多くて、周りの白い子はピンク色の鼻なのですね。きゅーとです。
▲おすわり
ヒゲは本物の猫さんのもの。黒ヒゲだけじゃさみしかったので白と茶色にしてみました。
ヒゲの流れも難しいですね、元気な子はいつもヒゲが動いていて、触ると怒られこわかったです。
▲いろみ
黒猫に見えますが、実際は複雑な色をしています。画像で分かるように撮るのも難しかったので少しいじりました。
ひと肌を塗る時と違い、一層一層薄く別の色にしたので、この子は撫でれば撫でただけ色が変わると思います。わざとです。
▲星と階段
首・肩・手首・太もも・しっぽが球体関節で、しっぽは独立球の小さな星です。
▲トリニテの猫
2017/08/4
27cm/石塑粘土ラドール/硝子玉/胡粉/アクリル/パステル/和紙/針金/革紐/和紙/猫のヒゲ
私は 彼をロゴスと呼んでいましたが、個人で自由に呼んでほしいなと思っています。猫だから。 彼女でも、 あなたの思う猫 でいてほしいです。
今はshezooさんのお家にいます。
お話を伺うと愛猫さんたちも気にいられたようで嬉しいです。
基本パソコンは月に1度くらい触るという生活でして、その時にまとめて上げようとして、忘れて、更新しない・・・アクセス解析を見て申し訳なく思い反省しました。
近いうちに展示会のお知らせができると思います。よろしくおねがいします。