[Astragalus]

球体関節人形 と 絵 と 雑記

▼戯事 Doll Prague の思い出①

 

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11月22日に立ち、29日無事に帰ってきました。

沢山の人形たちを実際に見て、自分のお人形も見ていただき、拙い英語とGoogle翻訳さまのお力で交流し、とても良い経験をすることができました。

観光も食事も楽しいことばかり、幸せなプラハの思い出を作ることができました。

ご一緒した大竹先生、粧順先生、大竹教室有志の皆さま、お世話になりました。ありがとうございました。

 

キリがないのでほどほどに書き留めたいのですが…添削しつつ記録します。

 

22日

ヘルシンキ経由でチェコ プラハに到着したのは19時を過ぎていたと思います。

搭乗した飛行機すべて10〜30分遅れていました。

日照時間が短く8時-15時ほどの間だけ。

ずっと暗いという印象。

 

ホテルに着き、チェコ在住の林由未さんと再会しお食事会。

 

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▲最初に撮ったものがビールか…

 

ビール、生肉、あげたパン、酢漬けにカツレツ…特別癖の強いものもなく全部食べれる。

1番好みだったのは生肉かな。

食事をした店が火薬塔近くで、石畳と街並みを初日でも楽しむことができました。

 

疲れているのに時差ボケで眠れない日々でした。毎日4.5時間くらい。

▼お知らせ Doll Prague 2017

 

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▼ 創作人形展 Doll Prague 2017 ▼

会場▶︎ Slovanský dum,Na Príkope 22 PRAHA1

会期▶︎ 2017/11/24 (金)15:30 ~ 20:00

                   11/25 (土)9:30  ~ 20:00

                   11/26 (日)9:30  ~ 18:30

※ワークショップmaster class の開催時間は異なります。

入場料▶︎ 基本入場料 150CZK(10歳以下無料)

              割引料金      80CZK(年金受給者・障がい者・子ども・学生)

              3日間料金   300CZK

www.dollprague.com

 

https://www.facebook.com/DollPrague/

 (第4回国際アート・ドール展覧会)

 

チェコ プラハへ行ってきます。

 

お世話になっている方に 勉強になるからチェコへ行くべき と仰っていただいていて いつか は行きたいなぁと思っていました。

その話を先生が覚えていてくださって、家族も応援してくれて、ありがたい事です。

 

-13- Hortensia -17- ひねもす -19- すなあそび

を連れて行きます。青々しい子たち。

 

 また世界中の人形作品が見れる事が楽しみです。

人形劇の国、沢山のことを学びたい。 

▼人形 制作記録19

 

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▲つくり始めたのは8月はじめ。

 

どれくらい小さいお人形が作れるだろうか と設計図を書く。

17㎝ほど。

芯を削り粘土を巻いたときに

アレ 大変なことをしているカモ? ゴム通る?

と怖ろしくなり、完成させれるのか不安なままとりあえず手を動かしました。

造形・乾燥・整える 全てが繊細なことで いつも通りにはいかず、けれどいつも通りの質を求めて、何度も繰り返したように思います。

 

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▲イメージは砂。

 

17号ひねもすは自分の育った日本海、波。子どもの頃はもっときたない色をしていて、それも嫌いじゃなかったです。

対というわけではないけれど、ひねもすに落としきれなかったものをと制作しました。

手足、指・・・つめ。1番時間をかけました。

 

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▲これが自分の精一杯です。みじゅく

 

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▲仮組みをするとすんなり立ってくれました。ゴム通る。

むしろ頭が重いのでお座りのが苦手。スカートでバランスをとれたかと思います。

 

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▲彩色はいつも通り胡粉重ね塗り・パステルです。

 

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髪は白モヘアをつかいました。一色。

 

途中、展示会のお話をいただき益々切迫。

はだかんぼでいいから連れて行きたいと先生にお伝えたした教室日11/7、着物ハギレを沢山いただいて帰ってきました・・先生。

トップスを2度作り直してみたけれどイメージに合わず結局ナシにしました。

首と肩がこんなに痛くなったことはない。

 

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▲-19- すなあそび

2017/11/15

16.5cm/石塑粘土ラドール/ウッドビーズ/グラスアイ/モヘア/胡粉/アクリル/パステ

 

▼人形 制作記録18

 

18号の制作過程記録をまったく撮っていませんでした・・・

 

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▲gw 終わりから制作

 

猫です。家で猫を飼っていたのは赤ちゃんのころ、思い出がありません。でも好きです、そんな自分が作るので猫飼いさんにはなんか違う?と思われるかもしれません・・・

よし作ろう となったけれども、さっぱりわからないところが多くて先生宅の猫さんと触れ合いながら作りました。

耳なんてよく動くからどう造形してよいものかと・・・大変勉強になりました。

 

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▲仮組み 7月

 

この猫を作ることにしたのは、Trinite トリニテ というピアノ・バイオリン・クラリネット・パーカッションの4人ユニットの音楽を聴いたからです。

Triniteの音楽は 凄い です。

衝撃的に美しく、今にも張り裂けそうな世界がそこに露われます。


trinite.me

 

▲サイトで全曲視聴可能です。

 


トリニテ TriniteJapanTour2016『神々の骨』

 

あるご縁で知り合い、地元でのライブ終わり余韻に浸りながら作編曲家 ピアニストの shezoo  シズ さんから作曲するときのお話など色々お聞きしたなかに、apotosis(自ら死ぬ細胞)の話。

「神々の骨」に収録されている Apotosis が1番好きです、視聴してくださるのならこの曲の対である Telomere も是非。

不思議な笑い顔の猫が月を喰らっている様が浮かびました。(本当に浮かんだ猫は言葉にし難いもので、なかなかの残酷さでしたが。けれど悔いなく笑っているような。)

 

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▲塗装 おなかに秘密が

 

そんな着想を与えられ制作しました。

 

twitter動画

硝子玉自体が黄色いものを使っています。追視するように作りました。

 

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▲にくきゅう 受けに和紙

 

足袋猫さんです。爪も少しだけ、金色です。

作っていて知りましたが、鼻の周りが黒い子は黒い鼻でヒゲも黒が多くて、周りの白い子はピンク色の鼻なのですね。きゅーとです。

 

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▲おすわり

 

ヒゲは本物の猫さんのもの。黒ヒゲだけじゃさみしかったので白と茶色にしてみました。

ヒゲの流れも難しいですね、元気な子はいつもヒゲが動いていて、触ると怒られこわかったです。

 

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▲いろみ

 

黒猫に見えますが、実際は複雑な色をしています。画像で分かるように撮るのも難しかったので少しいじりました。

ひと肌を塗る時と違い、一層一層薄く別の色にしたので、この子は撫でれば撫でただけ色が変わると思います。わざとです。

 

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▲星と階段

 

首・肩・手首・太もも・しっぽが球体関節で、しっぽは独立球の小さな星です。

 

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▲トリニテの猫

2017/08/4

27cm/石塑粘土ラドール/硝子玉/胡粉/アクリル/パステル/和紙/針金/革紐/和紙/猫のヒゲ

私は 彼をロゴスと呼んでいましたが、個人で自由に呼んでほしいなと思っています。猫だから。 彼女でも、 あなたの思う猫 でいてほしいです。

 

今はshezooさんのお家にいます。

お話を伺うと愛猫さんたちも気にいられたようで嬉しいです。

 

 

 基本パソコンは月に1度くらい触るという生活でして、その時にまとめて上げようとして、忘れて、更新しない・・・アクセス解析を見て申し訳なく思い反省しました。

近いうちに展示会のお知らせができると思います。よろしくおねがいします。

 

▼小作品 くも

 

また置物を作りました。

 

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▲4月の終わり

 

蜘蛛さんです。作り始めのこの頃はまだ眠り目でした。

 

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▲汚い画像ですみません。

 

最初はかたつむりの時と同じように上半身までの子にしようか頭部のみの子にしようか迷っていました。こんな風に展示したいなと思っていたので。

 

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▲6/14

 

蜘蛛ちゃんは三点倒立します。

目は硝子玉を4つにしました、今思えば8つでもよかったかもしれない。密度が難しいです。

色味で可愛さをと思い、アカオニグモに似せました。

 

▲尻部は磁石で繋がっているため、お尻フリフリができます。可愛いやつです。

 

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▲首を外すと小瓶があります。

 

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▲おしりのさきっぽに金具が埋めてあるので、吊るすことができます。

 

作り込み過ぎないようにしたつもり。

 

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▲小作品 くも

2017/08/09

16cm(10cm)/石塑粘土ラドール/紙/胡粉/アクリル/パステル/紙/ガーゼ/ガラス瓶/ガラス玉/磁石

 

つぎはムカデくんを作るつもりです。